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2014年6月 8日 (日)

「駒ひびき」第1巻の感想

最近はアニメ鑑賞三昧で、全然新作マンガには手を出していなかったんですが、久々に書店で目を引く作品がありました。それがタイトルにもある「駒ひびき」という作品です。

正直可愛い女の子が将棋を指すっていう設定で、「咲」の二番煎じかなあという印象はあったのですが、一応購入して読んでみました。

感想としては、とりあえず「ふ~ん」といったところです。まず、一番の大きな違いとしては「咲」が取り扱っている麻雀というゲームは、4人の対局者の打ち筋も絡まりつつ、注目させたいキャラの打ち筋を比較的に明瞭に表現できて且つ読者にインパクト与えることが出来ると思うんです。それに対して、この作品で扱っている将棋というゲームは確かに相手の打ち筋を絡ませますが、やっぱりどうしても打ち筋を明瞭にし辛く、そのためどうしても読者にインパクトを与えづらくなってしまうと思うんです。

そこで、この作品では将棋の内容は本編中では詳しく触れず、雰囲気でインパクトを与えようとしているわけです。そして、実際の将棋の内容については巻末で詳しく説明しているわけですね。私はこの体裁でも構わないとは思うのですが、どうせなら思い切って1局に数十ページを割いて、詳しく局面を説明しながら(漫画の中のギャラリーに語らせながら)じっくりと表現するというやり方もあったのではないかと思います。まあ、こればっかりはどっちが良いかは難しいところではありますね。将棋というゲームをあくまで作品の主体に置くか、それともツールとして使うか、で変わってきますからね。

でも、それにしてもこの作品では将棋の内容には本編中では詳しく触れていないために、展開が速くなりすぎている気がします。そういう意味でも、もうちょっと将棋の内容の説明を入れてスローペースにしても良かったのではないかと思います。

とりあえず、第1巻ということで、今後どうなるかは一応興味はありますので、次巻以降も購入してみたいと思います。

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