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2006年8月 2日 (水)

まほらば第12巻(最終巻)の感想

ついにまほらばが最終巻を迎えました!

本当に最後の最後まで圧倒的でした。この巻って結局場面は鳴滝荘の廊下だけなんですよね。しかしながら、そんなことを微塵も感じさせないほど充実した内容でした。やはり、この作品は本当に「中身」で読ませる作品なんだなあと改めて感じました。(鳴滝荘の廊下をセットで用意して、そこでの役者さんによる芝居としても観てみたいかなあとちょっと思いました。(^^;;))

今巻は灰原編と4人編になるわけですが、灰原編は素直にうなりました。最後に灰原を取り上げると同時に鳴滝荘の歴史及び梢の過去を見事に見せるわけですから、してやられました。しかし、ジョニーの誕生にはあんな理由があったとは。。。(^^;;)最後の(唯一の)灰原の肉声は狙いすぎかもしれませんが。(^^;;)

で、4人編ですが・・・「自我を失うことより、隆士にいつも会えないことの方が何万倍も辛い」なんて、これ以上ない愛の言葉ですよね。もうこんな事を言われたら、泣くしかないじゃないですか。ですが、ここのシーンって第36話「告げる夜」と非常に密接ですよね。個人的には、この前後で第36話をもう一度取り上げると、より深みが増したのではないかなあと思います。

後は・・・梢の多重人格になった理由なのですが・・・個人的にはこれが果たして良かったのかなあとちょっと疑問です。いや、なんというかあまりに生々しすぎるかなあと。確かに説得力を付けるためにはこれ位した方が良いのかもしれませんが、ここまでしなくてもという気がしました。これだったらうやむやにぼやかしても良かったのではないかと。多重人格になった理由が特に絶対必要だったわけでもないのですから。結果として負のイメージが強く植え付けられてしまった感があります。

しかし、本当に素晴らしい作品でした。未読の方には本当に本当に是非是非読んでいただきたいと思います。こんな素晴らしい作品を読む機会があったことが本当に幸せでした。本当にありがとうございました。

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